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岡田結実 “芸能一家”の自分を癒したのは祖母…証明写真を宝物のように持ち歩く溺愛ぶり

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2022.10.01 06:00 最終更新日:2022.10.01 06:00

岡田結実 “芸能一家”の自分を癒したのは祖母…証明写真を宝物のように持ち歩く溺愛ぶり

岡田結実

 

「候補が3つあったんですけど、本当にヒソカに大切にしているモノはこれ。小さいけど、一緒に撮影できるかな?」

 

 底抜けに明るい笑顔で、岡田結実(22)が取り出したのは、1枚の証明写真。

 

「写っているのはキミコです。奈良に住んでいるんですけど、コロナ禍になってから全然会えてなくて……。寂しすぎて、いつも持ち歩いています」

 

 

 キミコさんとは?

 

「母方の祖母です。私の兄も、いとこたちもみんな『キミコ』って呼んでいるので、つい……。この写真はキミコが50代くらいのときかな。私が小学6年のときに発見して、ずっと宝箱に入れていました」

 

 しかし会えない日々が長くなるにつれ、もっと身近に置いておきたいと、現在は透明なスマートホンのケースの中に入れている。

 

 父はお笑いタレント・ますだおかだの岡田圭右という芸能一家で育ち、子供のころから芸能活動をしてきた彼女にとって、キミコおばあちゃんは癒やしの存在だった。

 

「私が小さいとき、母が病気で入院していた時期があったんですけど、キミコが作ってくれた豚汁が本当に美味しくて。以来、会ったときは必ず作ってもらっています」

 

 現在は70代のキミコさん。しかし、孫たちが心配してしまうほどの元気ぶりだという。

 

「キミコは食べ放題が好きなんですけど、以前食べすぎで胃を患ったことがあるんです。なのに、懲りずにまだ行ってる! フライドチキンも『2ピースまでだよ』って言っているのに、気づいたら4ピースも食べてるんです(笑)」

 

 そんなキミコさんは、結実にとって理想のおばあちゃん。

 

「キミコを見ていると『人だなぁ』って思うんです。食べること、生きていることを純粋に楽しんでいて、最高に素敵なんですよね」

 

 そんなキミコさんの写真を肌身離さず持って、結実が現在取り組んでいるのは、生きることに疲れたヒロイン役。

 

 ドラマ『最果てから、徒歩5分』(BSテレ東)は、死を考えている主人公の幸田すももが、自殺の名所・志手の岬から徒歩5分のレストラン「オーベルジュ・ギルダ」を訪れるところからスタートする。

 

「私は死にたいと思うほど追い詰められた経験はないけど、今の状況から逃げたいと思っていた時期はありました。だから、そのときの気持ちを思い出しながら演じています」

 

 すももは「死ぬまでにやりたい10のこと」をノートに書き出し、実行していく。

 

「クランクインの前、すももが書いた10のことを、実際に一人でやってみたんです。油こってりラーメンの全部のせを食べたり、ジェルネイルをしたり。このピンク色に染めた髪もそうなんですよ」

 

 ひとつ実行するたびに、すももに近づいている気がして「怖かった」と振り返る。

 

「どんなに美味しいラーメンでも、これを食べることで死に向かっているんだと思うと怖かったです。ふわふわ食感のパンケーキを食べながら、すももは泣いたりしたのかなと思ってみたり」

 

 すももが志手の岬を訪れるのは、最後のひとつを実行するためだった。それは、幼いころ憧れていた人に会うこと。

 

「私自身も子供のころから、大好きで憧れてやまない人がいるので、この気持ちには共感できましたね」

 

 その人とは、俳優の濱田岳。彼女がNHKの『天才てれびくん』に “てれび戦士” として出演していたころに、映画『ゴールデンスランバー』を観て心を奪われたという。

 

「本当にカッコよくて、今でも仕事で行き詰まったときには、濱田さんが出演してらっしゃる作品を観ては、エネルギーをもらっています」

 

 あまりに好きすぎて「共演なんて無理」と言い続けてきたが、NHKの朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で共演。

 

「ドキドキしっぱなしで、好きすぎる方との共演は考えものだなと思いました(笑)」

 

 はにかむ姿は少女のようだが、彼女はすでに芸歴20年を超えるベテラン女優だ。

 

「まだまだ足りないところがいっぱいあるし、変わらなきゃと思うこともあります。でも、根本的な部分は変わらず持ち続けていたいです」

 

 どんなところ?

 

「行け! となったら躊躇しないで突っ込んでいける自分でいたいんです。そう、キミコみたいに(笑)」

 

 出演する作品は欠かさず観て、感想を伝えてくれるキミコおばあちゃん。結実は今年の4月から、関西ローカルのニュース番組のMCとして、隔週で出演している。

 

「コロナ禍が収束して、思いっ切りキミコに会える日までは、この証明写真とスマホの中に入ってるキミコの写真や動画を見て頑張ります」

 

 最後に、3つあったヒソモノ候補のあと2つは?

 

「高校1年のときに奮発して買ったイヤホンと、兄(俳優の岡田隆之介)からもらったゴリラの消しゴム(笑)。でも、どっちもキミコには勝てませんでした」

 

おかだゆい
2000年4月15日生まれ 大阪府出身 1歳のとき子役モデルとしてデビューし、2010年から4年間『天才てれびくん』(Eテレ)に出演。「ニコ☆プチ」「ピチレモン」の専属モデルを経て、2017年に映画『傷だらけの悪魔』で女優デビュー。以来、映画、ドラマ、バラエティで活躍。おもな出演作はドラマ『私のおじさん〜WATAOJI〜』『准教授・高槻彰良の推察』など

 

土曜ドラマ9『最果てから、徒歩5分』は10月1日(土)スタート(毎週土曜夜9時〜9時55分 BSテレ東/BSテレ東4K/ひかりTV独占配信)出演・岡田結実、ほか

 

写真・田中智久 
取材&文・工藤菊香
ヘアメイク・田崎ちひろ
スタイリスト・網野正和

( 週刊FLASH 2022年10月11日号 )

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