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二階派「裏金1億円プール」報道…統一教会問題で「自民党はビクともしない」と発言した二階元幹事長、いまは内心ビクビク?

社会・政治 投稿日:2024.01.12 21:26FLASH編集部

二階派「裏金1億円プール」報道…統一教会問題で「自民党はビクともしない」と発言した二階元幹事長、いまは内心ビクビク?

 

 自民党政治資金パーティーをめぐる裏金問題。自民党は1月11日に「政治刷新本部」の初会合を開き、岸田文雄首相は「自民党は自ら変わらなければならない」と断固とした口調で語ったが――翌12日には「二階派のプール金1億円か」と報じられ、変わるきっかけをつかむどころか、事態はますます泥沼化している。

 

「二階派には、パーティー券収入のノルマ超過分1億円以上を議員側にキックバックしていた疑いがあります。こちらは収支報告書への未記載が問題となりますが、さらに、派閥側に売上を納めず、議員本人がプールする “中抜き” も1億円ほどあるとみられるのです。

 

 2つをあわせると、収支報告書に記載のない裏金は5年間で2億円を超えると目されています。東京地検特捜部に任意の事情聴取を受けた二階派会長の二階俊博元幹事長、平沢勝栄元復興大臣ともに、収入の一部を派閥側に納めていなかった可能性が指摘されています」(政治担当記者)

 

 

 ニュースサイトには、

 

《プールって私腹を肥やしたって事でしょ?》

 

《自営業だが10万弱の経費についてお尋ねがあり認められないと追加の税金とられたよ 国会議員こそ1円もそういうズルはいけないでしょ 本当に納税してるのが馬鹿らしくなる》

 

 など怒りの書き込みが多く寄せられている。

 

 外堀が徐々に埋められている印象だが、二階氏の動向や発言は伝わってこない。せいぜい談話として「事実関係をよく調査して、適切に対応する」といった発表がされている程度だ。

 

「1月6日、二階氏の地盤である和歌山県で、自民党県連主催の年賀会が予定されていました。会そのものは政治資金パーティーではありませんが、疑惑を受け、中止となりました。そのため、二階氏が公の席に出るのは、1月26日の通常国会召集のときだと思います」(同)

 

 二階氏といえば、これまで数々の「修羅場」をくぐり抜けてきた人物。鋭い目つきと、相手に反論を許さない強い口調は永田町で類を見ない。

 

「昨年、自民党と旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の関係が明るみに出たとき、自民党は世間から大きな批判を浴びました。

 

 そのさなか、二階氏は講演で、自民党議員が教会のイベントに祝電を送ったことについて、『「電報を打ってくれ」と言われりゃ、打つんですよ。「応援する」と言われたら「よろしくお願いします」は合言葉。モノを買いに来てくれたら、「毎度ありがとうございます」と商売人が言うのと同じ』と発言。

 

 さらに『(この問題で)自民党はビクともしない』と言い切りました。SNSではこのときの報道が拡散しており、《二階はビクビクしてます。二階だけじゃなくて自民党全議員ビクビク》などと揶揄されています」(同)

 

 二階氏の口癖は「われわれ議員は、選挙より大事なものはないんです」だ。そのために裏金は必要だったのか――早急な全容解明が待たれる。

( SmartFLASH )

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