今回、5人のメジャーリーガーを揃え、「史上最強」とも謳われる「栗山ジャパン」。だが、他国も黙ってはいない。米国代表はマイク・トラウト(31)を中心に、錚々たるメンバーが揃う見込みだ。だが、とくに警戒しなければいけないのがドミニカ代表だろう。
出場確実とみられる30選手の総額年俸は、計500億円にも上ると見られるこの軍団の能力を、与田氏は警戒している。
「確かにすごいメンバーが揃っています。初めて目の当たりにすれば、スピード、パワーに驚くでしょう。でも、日本のメンバーも引けを取らないし、これだけ強力なメンバーが揃ったので、私としては、日本の優勝を見たいですね」
渡辺氏は「栗山ジャパン」のリーダーを、大谷に期待する。
「第1回大会で、米国代表の主砲、A・ロドリゲスを見たとき、体格に驚かされました。でも、今の大谷は雰囲気を含めて、彼に匹敵します。だからこそ、彼が先頭に立ってリードしてほしい。今回の日本代表は、過去最高でしょう。ドミニカや米国を凌駕するメンバーだと思っています」
世界一への布石は着々と打たれている。