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【競馬】オオバンブルマイが豪ビッグレース制覇で5億円ゲット、ファンへは「馬名どおり」でも武豊は2500万円取り逃したか?

スポーツ 投稿日:2023.11.05 15:00FLASH編集部

【競馬】オオバンブルマイが豪ビッグレース制覇で5億円ゲット、ファンへは「馬名どおり」でも武豊は2500万円取り逃したか?

2023年4月、アーリントンCに出走した際のオオバンブルマイ。鞍上は武豊(写真・山根英一/アフロ)

 

 オーストラリアでおこなわれた「ザ・ゴールデンイーグル」(芝1500m)で、日本のオオバンブルマイ(牡3、栗東・吉村圭司厩舎)が優勝賞金525万豪ドル(約5億円)を獲得した。

 

 オオバンブルマイはこれで通算6戦4勝。2022年京王杯2歳S(G2)、2023年アーリントンC(G3)に続き重賞3勝めで、今回が海外初挑戦だった。

 

「ザ・ゴールデンイーグルは、2019年に新設されたばかり。日本ではまだなじみの薄いレースですが、賞金総額9.5億円という超高額賞にもかかわらず、3歳馬限定(南半球産は4歳)で、出走馬のレベルはあまり高くなく、狙いめのレースとして競馬関係者の間では注目されていました」(競馬ライター)

 

 

 オオバンブルマイというの馬名の由来は「ファンに配当金を盛大に振る舞えるように」。京王杯を勝ったときも10番人気で「まさに馬名どおり」と話題になっている。馬主の岡浩二氏は、ほかにもヨカヨカ、アネゴハダ、オテンバムスメなど、ユニークな馬名で知られており、2021年のエリザベス女王杯を制したアカイイトも岡氏の所有馬。オオバンブルマイはホームページで募集したなかから選んで命名したという。

 

「オオバンブルマイは、レースでは中団につけ、直線では前が詰まりながらもうまくインをさばいて、最後は鋭く突き抜けました。本来は武豊騎手が乗る予定でしたが、地元のベテラン、ジョシュア・パー騎手が代打騎乗したことも、結果的には幸運だったかもしれません」(同前)

 

 武豊は10月29日、東京競馬場で負傷。同日の天皇賞・秋に2022年のダービー馬・ドウデュースに騎乗予定だったが、乗り代わりとなっている(結果は2番人気で7着)。

 

 ザ・ゴールデンイーグルの騎手の進上金(取り分)を5%とすると、約2500万円。あくまで仮定の話だが、武豊騎手はこれを取り逃したともいえそうだ。

 

 また、11月3日にはダート競馬の祭典・JBCが大井競馬場と門別競馬場で開催され、Jpn1の3競走がおこなわれたが、こちらも武豊は騎乗ができず、乗り代わりに。しかもそれらの馬が、いずれも好走している。

 

・JBCレディスクラシック アイコンテーラー=1着 賞金6000万円
・JBCスプリント リメイク=2着 賞金2800万円
・JBCクラシック ノットゥルノ=2着 賞金3500万円

 

 この3レースでの進上金(5%)を計算すると、615万円になる。つまり武豊騎手は、この2日間で合計3115万円を取り逃したということに……。

 

 名手にとっては、大盤振る舞いどころか、地団駄を踏む2日間になったのかもしれない。

( SmartFLASH )

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