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食材の高騰で悲鳴! 「今年はおせちがつくれない」社会・政治 2016.12.22

『写真:AFLO』

『写真:AFLO』

 

 今年も残りわずか。そろそろ来年の準備に取りかかる時期だが、野菜の高騰や海産物の値上がりによって正月の定番「おせち」への影響も大きいという。

 

 2016年はいくつもの台風が日本を襲った。特に被害が大きかったのが、8月に立て続けに台風被害に見舞われた北海道だ。収穫間近だった農地の被害は大きく、いまだに日本全体で野菜が不足し、高騰が続いている。

 

「おせち」に欠かせない煮しめやなますに使われるニンジン・大根の高値は現在でも続いていて、「気軽に買える値段ではない」といった声が聞こえる。

 

 海産物の価格も高騰している。

 

 北海道や東北で水揚げされる秋鮭の不漁が続いているのだ。身は新巻き鮭として年末年始の贈答品に珍重されているが、昨年より3割ほど漁獲高が減り、ダメージは深刻だ。「おせち」には欠かせないイクラの値段にも影響が出ている。

 

 昆布巻きや出汁をつくるのに欠かせない昆布も大不漁。昆布漁は豊漁と不漁が交互に来ると言われているが、特に北海道の羅臼では昨年の6~7割程度の収穫量となり深刻だ。当然仕入れ価格も上がっているので、おせちにも影響が出るはずだ。

 

 一時的な不漁ではなく、年々漁獲高が減っている「おせち」の具材もある。日本産のクルマエビだ。天然のクルマエビはピーク時の7分の1程度になったといわれていて、現在は500トンほどの漁獲量しかない。養殖も最盛期の半分ほどになり、1600トンほどまで減少。

 

 原因は海の水質が悪化したことや温暖化の影響などが考えられているが、明確な理由はわからない。

 

「おせち」も自然災害や不作、不漁の影響を免れることはできない。「お祝い物だから」と予算オーバーでも無理する家庭も多いだろうが、「おせち」文化もいつまで持つのやら……。

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