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「広島カープ」グッズバカ売れでもう貧乏球団とは言わせないスポーツ 2017.01.04

hiroshima

 

 25年ぶりに7度目のリーグ優勝を決めた広島東洋カープ。緒方監督が鈴木誠也選手の活躍を評した「神ってる」は2016年の流行語大賞も受賞し、野球界の話題を独占した。

 

 好調だった成績を反映し、契約更改は年棒大幅アップの選手が続出。笑顔あふれる年末となっている。

 

 1950年、親会社を持たない市民球団「広島カープ」として誕生。しかし、わずか1年後には経営危機に陥った。原爆からの復興の夢をカープに託した広島市民が募金活動を行い、球団を支えた。当時の球場の入り口に樽を設置し、市民からの寄付を募ったのだ。

 

「昭和の樽募金」は球団を盛り上げ、現在でも広島県内の酒造メーカーに実際に使われた樽が大切に保管されている。  1968年、初代の松田恒次オーナーが就任し「広島東洋カープ」と改め、1975年には念願のリーグ初優勝を飾った。

 

 しかし、当時のカープは年棒の安さで有名だった。2009年にマツダスタジアムを建設する際には、巨額な資金が必要となるドーム型ではなく、大リーグのボールパークを模したコンパクトな球場を採用した。

 

 ちなみに、マツダスタジアム建設の際にも「平成の樽募金」が行われ、このときも多くのファンが寄付をしている。

 

 このように、カープといえば資金難のイメージだが、実は、ここ数年ですっかり状況は様変わりした。その筆頭に挙げられるのが、ドジャースに移籍した前田健太のポスティングで得た20億円を超える譲渡金だ。さらに6億円と球団最高年棒だった黒田博樹が引退。

 

 そして、もうひとつ球団の大きな資金源となっているものがある。優勝で限定商品も多数発売されたグッズの売り上げが50億円を超える見込みなのだ。

 

 カープのグッズはとにかく種類が豊富で、デザイン性に優れている。グッズの定番といえばユニフォームや応援用品だが、日用品や文房具、おもちゃまでありとあらゆるものが揃っている。

 

 通常の白と黒ではなく、カープらしい白と赤のオリジナルオセロやカープ女子にも人気のアクセサリーなどユニークなアイテムが多いのも人気の秘密だ。もちろん、グッズ販売サイトも絶好調。

 

 こうしたグッズ販売の陣頭指揮を取っているのは、現在のオーナー松田元氏の甥っ子にあたる松田一宏オーナー代行だ。2003年に球団入りし、その後はアメリカの球場を巡るなどの球団経営を学んできた。

 

 まだ30代の若きリーダーは、ファンの声を積極的に取り入れ、今までにないユニークなグッズを多数開発し、ファンを魅了している。

 

 好調なグッズ売り上げをさらに伸ばすため、数億円を投じて2階建てのグッズ専用大型倉庫も建設。押し寄せるファンで品切れになりがちな人気商品も、来シーズンは購入しやすくなる。難しいと言われる球団経営にも、さまざまな方法があるのだ。

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