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亡くなった藤子不二雄Aさんに追悼コメント続々…中川翔子も安田顕も富山県警も

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.04.07 20:10FLASH編集部

亡くなった藤子不二雄Aさんに追悼コメント続々…中川翔子も安田顕も富山県警も

藤子不二雄Aさん(写真・朝日新聞)

 

 4月7日、『忍者ハットリくん』や『笑ゥせぇるすまん』『怪物くん』など、数々の人気漫画を世に送り出した漫画家藤子不二雄A(本名は安孫子素雄)さんが、川崎市内の自宅で死去したことが明らかになった。88歳だった。

 

 1934年、富山県氷見市に生まれた藤子さん。高校在学中の1951年に漫画家デビューし、その後、故・藤本弘さん(1996年に死去、藤子・F・不二雄)とともに「藤子不二雄」のペンネームで創作活動をおこなった。その功績が認められ、2008年には旭日小綬章を受賞している。

 

 

 突然の訃報に、各界からさまざまな声があがっている。

 

 松野博一官房長官は、この日おこなわれた会見で藤子さんの訃報に触れ、「戦後の日本を代表する漫画家の一人として、世代を超えて愛される優れた作品を生み出された藤子さんのご逝去に際して、心から哀悼の意を表したいと考えている」とコメント。

 

 中川翔子は、《とてもお元気でいつも笑顔いっぱい優しくて大好きな藤子先生 一緒におでんを食べたりカラオケしたりお酒飲んだり楽しい思い出ばかりです ショックすぎる》とツイート。続いて、藤子さんが88歳の誕生日を迎えたときの写真も公開した。

 

 また、純烈の️リーダー・酒井一圭は、イベント会場の様子を編集者に次々と撮影させたエピソードを披露し、《神様のルーティン、積み重ね、強烈な好奇心、創作の一端を目の当たりにし、感動感服したこと、ずっと忘れられません》とツイート。

 

 安田顕は、同じくツイッターに《子供の頃「まんがを見すぎると頭が悪くなる」と言われました。世間の偏見と向き合い闘い夢を与え老若男女愉しむ世界に誇る日本の文化となる礎を築かれたあの頃のトキワ荘に集いし英雄達に心からの感謝と称賛を》と投稿している。

 

 漫画家の江口寿史は、《藤子不二雄A先生。F先生と再会してるかな》と投稿。

 

『ちはやふる』の作者である漫画家の末次由紀は《私もそうだけど、子供時代から寄り添ってもらっていたファンの数はとてつもない。漫画を書いてくださってありがとうございます。ゆっくりお休みください》と哀悼の意を表した。

 

 意外なところでは、富山県警が《藤子不二雄A氏には、富山県警察シンボルマスコット「立山くん」を制作していただき、「立山くん」は県警察と県民の架け橋として活躍しております》と感謝をツイートしている。

 

 藤子さんの地元である氷見市には、作品や原画を展示する「氷見市潮風ギャラリー」がある。本誌の取材に対し、担当者は「訃報が出てから、取材依頼やファンの方からの問い合わせが殺到しています。なかには、実際にギャラリーに来られる方々もいらっしゃいます」と語る。

 

 潮風ギャラリーには生前の藤子さんも訪れており、「お亡くなりになったと聞いて、非常に残念です」と声をつまらせていた。

 

 ネット上にも、ファンから悲しみの声が寄せられている。

 

《世代を超えて、あらゆる子供心を支えてくれた作品たち。先生、ありがとうございました》

 

《時代を作った巨匠がまた一人この世を去った》

 

《藤子不二雄Aさん、天国でFさんと新しい漫画について話でもしているのかなぁ》

 

《漫画界の最後の巨星だったな… 安らかにお眠りください》

 

「潮風ギャラリー」を含め、氷見市は藤子さんの作品を街ぐるみで支援してきた。「藤子不二雄Aまんがワールド」と称され、「喪黒福造」が座るベンチや「ハットリくん」のカラクリ時計などが市内に設置されている。

 

 だが、これらを紹介する特設サイトは、訃報が流れてからアクセスが集中。現在もサーバーダウンして閲覧できない状況が続いている。

 

 藤子さんが生み出した膨大なキャラクターは、今後もファンの心のなかで生き続けるはずだ。

 

( SmartFLASH )

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