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「維新の会は全員馬場派」代表の発言に議員失笑、あきれ返る国民「アホすぎるやろ」「政権取ったら地獄」

社会・政治 投稿日:2023.12.11 16:45FLASH編集部

「維新の会は全員馬場派」代表の発言に議員失笑、あきれ返る国民「アホすぎるやろ」「政権取ったら地獄」

 

 政治資金パーティをめぐる自民党安倍派のキックバック問題で政界が揺れるなか、日本維新の会馬場伸幸代表の発言が物議を醸している。

 

 12月8日の衆院予算委員会で質問に立った馬場氏は、自民党の派閥による政治資金パーティの問題に触れながら、こう発言した。

 

「維新の会というのは派閥、ありません。全員が『馬場派』ということなんですけれども、派閥というものがあるからこそ発生している問題。ですから、総理が改革をするという意思を示すためには、総裁というお立場で、派閥を解消する、解散する、と。派閥を結成することを今後、禁止するというぐらいの意気込みがいると思います」

 

 

 維新は「全員が『馬場派』」という発言に、委員会室はどよめき、失笑する声が漏れた。

 

 立憲民主党米山隆一衆院議員は12月11日、自身のX(旧Twitter)に、馬場氏の発言動画を貼りつけたうえで、こう書きこんだ。

 

《維新の嫌な所、そして怖い所はここ。党内「全員松井派」「全員馬場派」を強制される。それはつまり、維新が政権を取ろうものなら、「国民全員馬場派」の独裁を強制されかねないという事です。》

 

 2022年8月、維新の創業者の松井一郎氏の後任を選ぶ代表選で、「全員馬場派」の一端が垣間見えたことがある。

 

 松井氏は代表選告示の10日前に「馬場支持」を明言。さらに、ほかの候補者では党をまとめられないと強調したうえで、「冷や飯を覚悟でやるべきだ」と、出馬を強くけん制した。

 

 馬場氏とは距離を置き、有力な対抗馬とみられていた東徹参院議員は、その翌日、「党内融和を優先した」として、代表選への立候補を断念すると発表。結局、馬場氏は、足立康史衆院議員、梅村みずほ参院議員を大差で破り、維新の会の代表に就任することとなった。

 

 馬場氏の「維新の会には派閥はない。全員が『馬場派』」と発言した動画は、SNSで拡散。馬場氏に対して批判的な声が殺到している。

 

《維新は全員馬場派、それって多様な意見を求めず押さえつけて、党首が頂点に君臨して服従させるってことだから。維新は恐ろしい政党》

 

《そらそうよ。代表選で立候補しようとすれば脅され、立候補すれば冷や飯食わされるんだから》

 

《場内は失笑。権力が集中してるってゲロってもうた。アホすぎるやろ》

 

《維新は全員馬場派は笑うけど実際問題そんな感じで笑えないんだよな。これが政権取ったら地獄でしょ》

 

 おだやかな表情で、「全員が『馬場派』」と発言した馬場氏。異論を許さぬ体質のまま、野党第1党の座を勝ち取ることはできるのだろうか。

( SmartFLASH )

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