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4月改編で露わになった「ダウンタウン」のパワー低下…次は千鳥、霜降りも「NSC出身だったらなおよかったのに」

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.04.07 19:20FLASH編集部

4月改編で露わになった「ダウンタウン」のパワー低下…次は千鳥、霜降りも「NSC出身だったらなおよかったのに」

 

 不人気なタレントが次々消え、新星タレントが新たな番組をスタートする……。4月の番組改編を生き残れるかどうかは、タレントパワーを露骨に示すリトマス紙だ。

 

 今期、テレビ局関係者のあいだでもっとも注目が集まっているのは、ずばり「ダウンタウン」の動向だという。

 

「とくに浜田雅功さんが “厳しい” という話になっています。実際、4月から『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)が日曜ゴールデンタイムの1時間番組から土曜日夕方17時台の30分番組に縮小されました。

 

 

 もちろん、主な理由は視聴率の低迷ですよ。とはいえ “超大御所” である浜田さんの番組をいきなり打ち切ると、メンツを潰すことになってしまいます。なので、ひとまず番組を縮小させ、ゆくゆく “自然消滅” させる計画だそうです」(スポーツ紙記者)

 

 ほかにも存続を危ぶまれている浜田のレギュラー番組がある。

 

「『オオカミ少年』(TBS系)です。そもそもこの番組は、2005年にレギュラー放送が終了したものの、2020年に15年ぶりの特番を経て、2021年4月から金曜日のゴールデン帯にレギュラーとして復活した珍しい番組です。

 

 ですが、こちらも平均視聴率が振るわず、2022年11月には、番組収録中に松本伊代さんを骨折させてしまう事故をおこしました。

 

 一応、現段階ではMCの浜田さんはそのままで、タイトルと内容を一新する、という話が浮上しています。というのも、とくにTBSはとある “因縁” から、ダウンタウンを無碍に扱うことができないんです」(同)

 

“因縁” とは、1992年から93年にかけて放送された『生生生生ダウンタウン』だ。

 

「この番組は、放送開始から5カ月ほどは毎週生放送でした。しかし局側の不手際で現場が上手くまわらないことが多く、松本さんもかなり不満を持っていました。

 

『セットがひどい。TBSのバラエティは放送部以下だ。全部直せないか』と要求しましたが、『そんなお金はかけられない』とTBS側が拒否。そこで松本さんは、『ダウンタウンの番組はTBSでは作らない』と対応し、決別したのです」(同)

 

 同じくレギュラーを務めていた『ダウンタウン汁』が1994年に終了して以降、2005年に『リンカーン』が開始するまでの11年間、ダウンタウンがTBSの番組にレギュラー出演することはなかった。

 

「人気者のダウンタウンを使いたいTBS側は、吉本興業やダウンタウンと何度も交渉を重ね、なんとか信頼を取り戻すことができました。

 

 その後、『水曜日のダウンタウン』『クレイジージャーニー』などの人気番組が生まれたこともあり、TBSとしてはダウンタウンには本当に頭があがらないのです」(同)

 

 一方、相方の松本も “お疲れ気味” だ。『ワイドナショー』(フジテレビ系)のレギュラーコメンテーターを降板。同じ日曜日に中居正広と始めた新番組『まつもtoなかい』(フジテレビ系)に出演するためだと考えられるが……。

 

「『ワイドナショー』が負担になっていたのは事実です。本人も『だんだん、いろいろストレスをためる番組になってきてしまったのは否めなくて……』と語っていますからね。

 

 しかも、2月24日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)では、『早ければ2年、遅くても5年』で、引退すると明言しています。

 

 賛否が分かれるようなガツガツした活動より、気心の知れたスタッフたちと “まったり” やりたいというのが本音のようです。いずれにせよ、ダウンタウンはお笑い界の頂点という立ち位置ではなくなりつつあります」(芸能記者)

 

 吉本興業が、ダウンタウンの次に推しているのが千鳥、かまいたち、霜降り明星の3組だ。

 

「吉本興業は劇場の運営や演芸の興業からスタートしたこともあり、テレビで売れること以上に、劇場への集客力のある芸人や賞レースの優勝者を優遇、プッシュする傾向が強いです。

 

 千鳥さんはネタに定評があり、実力もあります。関西で地力をつけて満を持して東京に進出しました。千鳥さんはスキャンダルに強いですし、後輩芸人からも慕われています。

 

 大悟さんは売れない頃、消費者金融でお金を借金して後輩芸人、たとえば山里亮太さんにご飯を奢ったりしていました。別の事務所の後輩芸人も飲みに誘うなど社交性の高さでも知られます。ほかの2組も人気、実力ともに申し分ないでしょう」(同)

 

 だが、会社としては、千鳥と霜降り明星の活躍には、複雑な思いがあるようだ。

 

「本当は、“NSC出身者” を推したいというのが、今の吉本興業の主流派の本音です。具体的には、ニューヨーク、鬼越トマホーク、ゆりやんレトリィバァあたりですね。

 

 スクールビジネスであるNSCは吉本興業にとって大きな資金源で、根幹をなすものです。しかし、非NSCであろうと、千鳥、霜降り明星の実力は認めるしかありません。その点に、吉本興業の度量の広さを感じますね」(芸能ジャーナリスト・平田昇二氏)

 

 ようやく、ポストダウンタウンが出てきたということか。

( SmartFLASH )

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