木村拓哉、ドラマ不振のピンチに意外な“援軍”ものまね芸人「もっぷん」のコスプレ料理動画が大バズり

　思うように数字が伸びないのが、木村拓哉主演のドラマ『風間公親-教場0-』（フジテレビ系）だ。

　平均世帯視聴率は初回の12.1％（ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同）から、右肩下がり。3話で9.8％と2ケタを割り込むと、5月1日放送の4話も9.6％となり、キムタクドラマ史上初の“全話平均シングル”も懸念されている。

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「4話は新垣結衣とともに、モデルでタレントの『めるる』こと生見愛瑠が、19歳の母役でゲスト出演した勝負回でした。めるるの演技には絶賛が集まったものの、数字としては不発に終わった格好です。4月期ドラマでは、イケメン俳優として長年、ライバル関係とされる福山雅治主演の『ラストマン-全盲の捜査官-』（TBS系）との直接対決が注目を浴びていますが、こちらは初回14.7％、2話が13.1％と好調をキープ。明暗が分かれています」（芸能ライター）

“キムタク伝説”に黄信号が灯っている状況だが、ネットに目を向けると、あるものまね芸人の動画が大ウケしている。

「お笑い芸人の『もっぷん』こと元木敦士が、木村のコスプレをして料理をする動画がInstagramを中心にバズっています」（前出・芸能ライター）

　以前は、ものまねの動画ばかりだったが、半年ほど前に料理動画を投稿したところ、話題を呼び、いまや100万回再生を超えるものもあるほどの、大人気シリーズになっている。4月、『週刊女性PRIME』に掲載されたインタビューによれば、料理動画を始めてから半年で、フォロワーが4万人ほど増えたという。

　木村のものまねをしながら手際よく料理を作っていき、動画の最後には「お疲れちゃーん！」と、でき上がった料理とともに、おいしそうにビールを飲む元木の姿に、フォロワーからは《一瞬、本物の木村拓哉さんかと思いました！》《え、やばいキムタクに似すぎ》という声や、料理の腕前を絶賛する声も上がっている。

　しかし、Instagramには料理動画がありふれているなかで、なぜこれほどまでに、彼の投稿が注目されているのだろうか。

「彼の投稿は、とにかくものまねに対する本気度がすごいんです。木村の主演映画『レジェンド＆バタフライ』のものまねをするにあたっては、着物やカツラに総額60万円かけたんだとか。さらに、木村の代表作『HERO』（フジテレビ系）で着ていたダウンジャケットを着てエビの天ぷらを揚げる姿や、『Beautiful Life ～ふたりでいた日々～』（TBS系）で美容師役を演じた際の木村にそっくりのロン毛、シャツ姿でカツオのたたきを作るなど、ものまねだけでなく、演出や料理の腕が抜群なんです。また、企画構成や撮影、編集をすべて元木ひとりでおこなっていることも、動画の軸がブレることなく、人気をキープしている秘訣なのかもしれません」（前出・芸能ライター）

　最近では「風間公親」コスプレも披露している元木。いまの木村にとっては、非常にありがたい“援軍”となっているようだ。

( SmartFLASH )