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【食堂のおばちゃんの人生相談】52歳・会社経営者のお悩み

ライフ・マネー 投稿日:2019.11.11 11:00FLASH編集部

「食堂のおばちゃん」として働きながら執筆活動をし、小説『月下上海』で松本清張賞を受賞した作家・山口恵以子。テレビでも活躍する山口先生が、世の迷える男性たちのお悩みに答える!

 

【お悩み/バツイチ♂さん(52)会社経営

 

 

 暖房をつけ、靴下を穿き、布団に湯たんぽを入れているのに、夜中にオシッコで起きてしまう。おかげで寝不足だ。隣に寝てくれる人がいなくなったからだろうか。

 


【山口先生のお答え】

 

 それはまた、お辛いですね。6年前、当時の食堂のスタッフ(女性)に「夜中に4回もオシッコで目が覚めてしまい、もう勤務が続けられない」と相談されたことがあります。

 

 夏でしたが、原因は冷えのように思われました。それで、もしやと思って整体で勧めている半身浴を試してもらいました。

 

 それは45度以上の、耐えられるギリギリの熱い湯で半身浴する方法です。上半身はビニールかタオルで覆って、冷えるのを防ぎます。5分もすると、全身から汗が噴き出してきます。5?10分で湯船から上がります。半身が薄赤く染まるくらい温まって下さい。

 

 それを実行した翌日、彼女は夜中に一度しか目が覚めませんでした。そして続けるうちに、熟睡できるようになったそうです。そこで、バツイチ♂さんも、一度整体式の半身浴をお試し下さい。続けるうちに、徐々に手足の冷えが改善されると思います。

 

 それともう一つ、毎日生姜紅茶を飲んで下さい。岸惠子さんは生姜紅茶で基礎体温を35度台から36度台に上げたそうです。体温が上がれば、冷えは自ずと改善されます。

 

 隣に寝てくれるパートナーには猫をお勧めします。猫は温かくて、湯たんぽ代わりにピッタリです。

 


やまぐちえいこ
1958年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒。就職した宝飾会社が倒産し、派遣の仕事をしながら松竹シナリオ研究所基礎科修了。丸の内新聞事業協同組合(東京都千代田区)の社員食堂に12年間勤務し、2014年に退職。2013年6月に『月下上海』が松本清張賞を受賞。『食堂メッシタ』『食堂のおばちゃん』シリーズ、そして最新刊『夜の塩』(徳間書店)が発売中

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