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『笑点』新メンバーに春風亭一之輔 ファンが心配する「落語会問題」客層変わり、チケット代値上がりの可能性も

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.02.06 16:39FLASH編集部

『笑点』新メンバーに春風亭一之輔 ファンが心配する「落語会問題」客層変わり、チケット代値上がりの可能性も

『笑点』新メンバーに決定した春風亭一之輔(写真・共同通信)

 

 2月5日に放送された『笑点』(日本テレビ系)で、大喜利の新メンバーとして、春風亭一之輔が登場した。

 

 2022年9月に六代目三遊亭圓楽さんが亡くなって以来、大喜利での圓楽さんの席には、「代役」としてさまざまな落語家が座ってきた。一之輔もその代役を務めたが、このたび、晴れて『笑点』メンバーの一員として、正式に迎え入れられた格好だ。

 

 

 一之輔は日本大学芸術学部を卒業後の2001年に、春風亭一朝に入門。2012年に真打に昇進し、いまや「もっともチケットが取れない落語家」のひとりといわれるほどの人気を誇る。放送当日は、『笑点』の後に続く報道番組『真相報道バンキシャ!』にも引き続き出演し、新メンバーとして打診されたときの気持ちを「迷いましたね」と語った。新メンバーに選ばれた話は、放送直前まで家族にも明かさなかったという。

 

 さらにこの日の夜、一之輔は自身のTwitterで、『笑点』出演についてふれた。

 

《少なからず賛否ありますが、これからは「笑点出るなんてガッカリ!」みたいな方に「うるせえ、大きなお世話だよ!」みたいなことは絶対言わない素敵なジェントルマンになりますよ》

 

 しかしこのニュースに、「長年の一之輔ファン」という女性は「悲報でしかない」と語る。

 

「昨日の夕方、友人からのLINE で知りました。思わず、ガックリ肩を落としましたよ。チケットがさらに取りにくくなるのは確実だし、忙しくなって落語会の数も減るのではないかと……」

 

 また、真打昇進前から一之輔の後援会に入っているというファンは、「後援会の会員のための落語会が年に何回かあるんですが、その抽選の倍率も上がりそう」と嘆く。

 

 実際、テレビでの露出が増え、有名になると、落語会の客層も変わるという。

 

「数年前から、立川志らくが昼のワイドショーに出るようになって、しばらくして彼の落語会に行ったんです。そうしたら、いわゆる本格派の落語ファンではなさそうな人たちが、いっぱい来ていました。仲入りで幕が降りたら『えっ、もう終わりなの?』と言うような方も。落語家は客席の反応に合わせて話すので、落語の質も変わってくるかもしれません。とくに一之輔は初心者にもわかりやすい落語をやるので、落語の普及には間違いなく貢献すると思うのですが、その反面、なんだか残念と感じてしまう部分もあります」(前出のファン女性)

 

 また、従来からの『笑点』メンバーも、もちろん落語会をおこなっているが、彼らのチケット代は4000円台と、ほかの落語家より高いのだという。一之輔の落語会は現在、3000円台のことが多いが、この女性は「きっとチケット代も上がるんでしょうね……」と、ため息をつく。

 

 そんなファンの心配をよそに、一之輔はTwitterの後半に、こうつづっている。

 

《落語は今まで通りだよ。寄席も出るし、ツアーやるし、洗濯物も畳むんだよ。わるかったな!》

 

 今後も変わらぬペースで落語に取り組んでほしい、ファンはそう願っているはずだ。

( SmartFLASH )

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