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やってきた精子半減時代「いい精子のための7カ条」とは

夜バナ 投稿日:2018.05.01 20:00FLASH編集部

やってきた精子半減時代「いい精子のための7カ条」とは

 

「ヒトの精子が40年間で半分になったというデータがあります」

 

 こう警鐘を鳴らすのは、獨協医科大学埼玉医療センター講師の小堀善友氏である。

 

「欧米人男性の精液を1973年から2011年まで約40年間調査した結果、精子濃度が52.4%、総精子数が59.8%も急減していたというものです。このデータにはアジア人は含まれていないのですが、日本人も同様のトレンドを辿っている可能性があります」

 

 その原因のひとつが、TDS(精巣形成不全症候群)の急増だという。

 

「TDSとは、男性不妊症、精巣ガン、停留精巣、尿道下裂といった病気を含んだ、精巣の機能が悪化し、男性ホルモンが低下することによって引き起こされる一連の症候群のことをいいます」

 

 精巣ガンは若年男性に多い精巣に出来るガンで、転移しやすい。停留精巣は精巣が陰囊に下りてこないで下腹部に止まっている状態を指す。

 

 では、それぞれの病気が増えてきているデータはあるのだろうか。

 

「精巣ガンは北欧のノルウェーやデンマーク、ニュージーランドでも増加傾向で、1950年代と比較すると、人口あたりの患者数は2〜5倍ほど増加しています。停留精巣は1960年代と比較すると、デンマークのデータでは約5倍、イギリスのデータでは約2倍に患者が増加しています。精巣がどんどん弱ってきているというのは、世界のトレンドです」

 

 日々のライフスタイルの変化も精子に影響を及ぼすことがわかっているという。

 

「睡眠や運動不足、肥満、喫煙などが老化ストレスを与えて、精子頭部の遺伝子に影響している可能性が指摘されるようになっているのです」

 

 そんな小堀氏が「いい精子」のために唱えるのが以下の7カ条。精巣を、温めすぎてはいけないし、血管にダメージを与える自転車や、ホルモンに影響する育毛剤に注意する、などだ。

 

 せめてこれを実行すれば、少しでも精子の劣化を食い止められるかもしれない。

 

【いい精子を作るための「7カ条」】

 

●タバコは吸うことなかれ
●禁欲することなかれ 
●ブリーフよりトランクス 
●妊活期のサウナは控えよ 
●膝上でのPC操作をするな 
●自転車に乗りすぎるなかれ 
●育毛剤に注意すべし

 

(週刊FLASH 2018年4月10日号)

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