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ハロウィンはパレード&目玉カクテルで盛り上がろう/女子アナ横井弘海の「エンタメ時間」

芸能・女子アナ 投稿日:2022.10.08 16:00FLASH編集部

ハロウィンはパレード&目玉カクテルで盛り上がろう/女子アナ横井弘海の「エンタメ時間」

目玉のカクテル。コワ美味しい!?

 

 10月に入り、ようやく秋めいてきました。秋のビッグイベントと言えばハロウィン。町にハロウィンの黒色とオレンジ色の装飾が目立つ季節です。

 

 そもそもハロウィンって何だっけと思い、少し調べてみました。その発祥は古代ケルトと言われます。ケルト暦では1年の終わりが10月31日で、人々は秋の収穫を祝い、夜は死者の祭りをおこないました。

 

 

 日本のお盆のように、先祖の霊が家族を訪ねてやってくる日ですが、ご先祖様に精霊や悪霊も一緒についてきて、作物や家畜に害をなすと考えられたのが日本と異なるところ。

 

 そこで、悪霊を驚かせて追い払うために、人々は仮面をかぶり、魔除けの焚き木を焚いたことから、仮装の習慣が生まれたとか。ちなみに、ジャック・オー・ランタン(Jack O’ Lantern)と呼ばれる「お化けかぼちゃ」は、ハロウィンの晩に家の戸口に置くお守りです。

 

 さて、日本でも独特の広がりを見せるハロウィンを、みなさんはどんなふうに楽しんでいますか?

 

 昔、ハロウィンの日に、外国人が多く住む東京・元麻布に行く機会がありました。家の前にテーブルを出した家が何軒もあり、夕暮れ時、かわいらしく仮装して「Trick or Treat!」と言いながら家々をめぐる地元のお子さんたちを見て、とても新鮮な思いをしたことがあります。

 

 若者がひときわ盛り上がるのは、ご存じ、渋谷。2000年頃から仮装した若者たちが自然発生的に集まって楽しむようになり、今では「渋谷ハロウィン」と呼ばれます。コロナ禍の2021年でも、駅前のスクランブル交差点から道玄坂や文化村通りは交通規制がおこなわれるほど混雑していたそう。今年の10月最後の週末もにぎやかになりそうです。

 

 一方、下町では、墨田区の東京スカイツリータウンが毎年賑わいます。

 

 10月31日までの期間、子供も大人も楽しめるさまざまなハロウィンイベントを開催中というので、行ってみました。すでに各店舗はハロウィンの趣向をこらして、スカイツリー全体がハロウィンムードに包まれています。

 

 10月30日には3年ぶりに「ハロウィン・ファミリーパレード」が実施されます。参加者は仮装をして、館内中を彩るハロウィン装飾を楽しみながら、ソラマチひろばからスカイアリーナまでタウン内を練り歩く予定です。

 

 まずは、東京ソラマチイーストヤードにある元祖食品サンプル屋に寄ってみました。今、サンプル制作体験は「ハロウィンパフェ」。これがリアルでおいしそう! サンプルと言っても侮れないリアルさです(当日予約で参加可能)。

 

 食の楽しみも見逃せません。ハロウィンならではのスカイツリーのおすすめを探してみました。

 

 まずはソラマチ商店街ニダイメ野口鮮魚店の「生サーモンといくらのハロウィンマンション」、通称はハロウィン丼。

 

「ハロウィンと海鮮丼の組み合わせは意外ですね」と山本公輝店長に伝えると、「ソラマチは幅広い年代のお客様がいらっしゃいますが、特に若いカップルが多くみえます。みなさん、写真を撮影してSNSにあげてくださるので、色合いも意識しながら作っています」と、ニコニコ笑いながら話してくださいました。

 

 ハロウィンカラーの黒色は海苔をつかい、オレンジ色は各種新鮮魚介類で表現。丼の中央に置かれた国産マグロの手まり寿司は舌の上でとろけそうな美味しさ。その下は国産サーモンとエビ。さらに丼の下の皿にはこぼれんばかりのイクラ。地元・本所吾妻橋駅からすぐの「野口鮮魚店」の系列店だそうで、心意気を感じる盛りのよさでした。

 

 もう1軒は、風が強くなければテラス席が気持ちいい世界のビール博物館。世界中200種類以上のビールとさまざまな国の料理でもてなすこの店のハロウィンは、「ビックリモンスターパンケーキ」と「デスナイトメア」というカクテルです。

 

「ハロウィンだから、なるべく怖い感じがでるように、シェフと一緒に考えました。カクテルのなかに入っている目玉、怖いでしょう」と話す水本章人マネージャー。

 

 ビールならば、この時期ならではのパンプキンエールビールにトライしたいところですが、怖くておいしいスイーツとカクテルは、そのアイデアも手も込んでいます。ただのパンケーキでなく、コミカルに怖い顔のモンスターのシュークリームのなかにバニラアイス。何種類ものクリームがデコレーションされていますが、意外にさっぱりしたあと味で完食しました。

 

 さらなる驚きは「デスナイトメア」というラムベースカクテル。その魅力は、なんといってもごろんと入った「目玉!」です。こんなの見たことありません。「食べられますので、ぜひどうぞ」と水本さん。

 

 秋風の心地よいテラスで、ライトアップされたスカイツリーを見上げながら飲みほす目玉カクテルは最高です。そして、いよいよ目玉を口に入れて、ひとかみ。む……。美味しい! その感触、その味わい。

 

 みなさんも、ぜひ楽しいハロウィンをお過ごしください。

 

横井弘海(よこいひろみ)
 東京都出身。慶應義塾大学法学部卒業後、テレビ東京パーソナリティ室(現アナウンス室)所属を経てフリー。アナウンサー時代に培った経験を活かし、アスリートや企業人、外交官などのインタビュー、司会、講演、執筆活動を続ける。旅行好きで、訪問国は70カ国以上。著書に『大使夫人』(朝日新聞社)

( SmartFLASH )

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